2018年3月11日 (日)

マスターボックス女性(1/24)MB24020その5

今週は台風並みの数年に一度の暴風雪がやってきました。全国的にも気温の寒暖差が激しいところが相次いだり、ここ北海道でも雨や雪が降ったり気温も高くなったり低くなったり、各地でいろいろな被害が出ている模様です。火山の噴火や各地の地震も気になるところです。なんだか不安ばかりが募る事柄の多い近年、いざと言う際の備え、しなければいけませんよね!
東日本の大 震災から早7年が経とうとしています。出来れば忘れてしまいたい事象ですが、未だ復興のめどが立たない方々に取っては現在も何も変わっていないのだと言う…。様々な失われた物や人、つらい経験を決して忘れないでこれからに生かして行かなければ浮かばれません。決して人事ではないのです。いつどんな形で我が身に降り掛かるやも知れません、心とともにいろいろと準備はしておかなければ…。
春の日差しはまだ先のようですが、夜明けのこない夜は無い、のです。今年もまもなく暖かな日差しが訪れるでしょうが、そう言った日々の真っ当な歩みが、必ず明るい未来につながって行く事でしょう。皆さんも日々頑張りましょう!
国際情勢や国内の政界・経済界、スポーツ界でもいろいろと騒がれているようですが、細かなところにとらわれ過ぎずに、もっと物事を俯瞰でとらえて行動して行かなければ、です。偉そうなことを言っていますが、製作の方はあまり…(汗


Dscf343411

画像1、花柄模様。
コスチュームを花柄模様にしよう、と言う事で、いろいろと探してみました。
仕事柄いろいろな資料やデータも有るのですが、今回はネット上での花柄の布地を参考にしてみる事に。あまり複雑なものも…(汗


Dscf343511

画像2、ラフスケッチ。
資料を観てそのまま作業に取りかかる前に、一応ラフスケッチをして雰囲気を確認しておきます。全体の構成要素やバランス、ディティール等もチェックできるので、面倒では有りますが、これ、結構重要な作業なのです。


Dscf343611

画像3、下書き その1。
全身の状態での花柄を下書きした様子。
サイズ的にはとっても小さな面積に細かな下書きを描いて行きます。大きさや配置のバランスも取りながら。あくまで全体的な視点で。


Dscf344111

画像4、下書き その2。
ラフスケッチと比べると花柄のサイズは1/10以下の大きさです。大まかながらも慎重に描いて行きますよ。
下書きには0.5mmのシャープペンの2Bの芯の先をを削って極細状態にして使っています。
薄めに軽めに描いておけばオッケーですね!


Dscf344211

画像5、着色 その1。
まずはおおざっぱに葉の緑と花のピンク部分に色を乗せて行きますよ。
下書きしてあるので結構楽な作業なのです〜♬ 塗り絵的な…(笑
下書きなしの場合にはそうそう楽な作業ではないのです。


Dscf344411

画像6、着色 その2。
徐々に徐々に細部を描きながら色を重ねて立体感を付けて行きます。
こういったパターンの作業の際の注意点は同色や同形部は全体的に同時に進めて行く事です。一気に一部分のみに取り組んでしまうと、他の場所との差が明確に付いてしまったりバランスが狂ったりしてしまうのですよね〜♬
少しずつ全体的に進めるのがポイント、です!


Dscf345411

画像7、着色 その3。
本当に少しずつ進めて行きますよ。
上の画像と比べると わずかですが進んでいます。間違い探しのようなレベルなのですが、お分かりいただけますでしょうかね〜?(笑
こういった花柄模様のパターン化したものは本当に面倒な作業なので出来れば避けたい所なのですが、単色一色では昔のアニメの主人公の様に毎回同じ服、となってしまいそうなので…(汗 差別化の意味でも意義のある作業ですね。
この後もまだまだ作業は続きますが、その辺はまた次回…と言う事です。
つづく(笑


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2018年3月 4日 (日)

マスターボックス女性(1/24)MB24020その4

すっかりと五輪ロスです。あれだけ盛り上がった余韻は未だにニュースでも騒がれていますが、個人的には心に大きな穴がポッカリと…(泣 まあ、この辺りにしておかないと何にも手が付かないと言う訳でもあるのですが(笑
先週の土曜日、漫画家のいがらしゆみこさんの50周年祝賀会に参加してきました。200名以上がひしめき合う大掛かりなイベントでしっかりと楽しんできました。40年程前には本当にいがらしさんのイラスト等にはお世話になりました。幾枚も模写をしながら作風を自分なりに習得したり、技術的なスキルを学ばせていただいたものです。その頃の色の使い方が今の模型製作に大きく影響しているのは言う迄もありませんので、本当に感謝感謝なのでした。今後新たに週刊誌で新連載が始まると言うビッグなお話も!?楽しみです。今後も本当に頑張っていただきたいものです〜♬ 激しく応援していきます!
前回も書きましたが家の周辺の排雪が終了して瞬間的に広々となった道路でしたが、例年排雪直後には大雪が訪れる例に漏れる事無く、今年もドカッと降ってしまいました!しかも数年に一度の暴風雪による雪は暖気の影響もあってか、湿った重たい雪、おまけに今シーズン一番の量なんだとか…(泣 おかげで今週は2日間まるまる雪かき三昧で体が悲鳴を上げています。近年は筋肉痛よりも関節周りのダメージが辛いのですよ〜(怖
と言う事で製作は相変わらず進まない、と言う状況が…(汗


Dscf324311


画像1、調整の塗装 その4-1。
前回の続きで微妙に精度を上げています。
何処がと言う事無く全体が徐々に進んではいるのです。
描き込み作業でシャープになり過ぎた部分もやや柔らかい雰囲気にしたり、顔部分も更にいろいろと色を重ねていたり、描き込んでみたり…(笑


Dscf324611


画像2、調整の塗装 その4-2。
全体的にほんわかしたソフトなイメージにやや向けてみてはいるのですが、アクの強い顔はなかなかイメージ通りにはなってくれません。
強くなったコントラストは中間色を水分で相当に薄めた極薄の色にて全体を覆う様に色を重ねて行く事で抑える事が出来るのです。
この辺りの作業を行ったり来たりが続くのですね〜。


Dscf324811


画像3、調整の塗装 その4-3。
女性のイメージと一口で言っても人それぞれ多種多様、時間の経過によっても印象は変わって見えるものです。今回のマスターボックスの女性はキュートと言うよりも人生経験豊かな大人の女性の力強さがしっかりと出ている気がする造形、なかなか難儀が続くと言うもの、です…(汗


Dscf341411


画像4、コスチューム その1。
この辺りで肌はひとまず置いておいてコスチュームに取りかかる事に。
肌の色味も多分に乗った部分の多いコスチュームにホワイトにてしっかりと下塗りです。
予定では単純な白一色にはしないつもりなのですが…。


Dscf342111


画像5、コスチューム その2。
この後は作業の変化が今まで以上に分かりにくいかも!?なのですが。
下塗りが程々で終わると次は全体の薄らとした立体感を出す為に極薄のブルー系のホワイトを随所に施していきます。
白の表現時にはシャドー部分にアイボリー系やグレー系での表現の他に、ブルー系での方法があります。全体の色味の中で効果的な使い分けが必要と言う事なのですが、今回はブルー系でと言うことで。


Dscf342511


画像6、コスチューム その3。
更にシャドー部に向かって色味を強くして重ねて行きます。
胸のアンダー部分や布地の皺部分を重点的に。
進捗状況は本当に分かりにくいのです、すみません…(笑


Dscf343111


画像7、コスチューム その4-1。
同様の作業が更に更に続きます。
徐々に進む重ね塗りも気が付くとオーバー気味の部分も。そんな際はハイライト部分の処理も含めて極薄のホワイトで全体をオブラート。全体をやや柔らかにしてくれます。
各部のハイライト部のホワイトも更に強調しておきます。


Dscf343311


画像8、コスチューム その4-2。
上の別アングル状態。フィギュア正面の左上を光源にした設定にすると、右下に向かってのシャドー処理が施される感じに。常にこの設定を頭のイメージで掴んでおくのが必要です。あくまでもイメージ的に、なんですが。
背中側はそう言う意味では逆に左下に向かってと言う事になるんです。ヒップ周りの立体感も造形のイメージ以上に柔らかなな感じにしておきたい所ですね〜。


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2018年2月25日 (日)

マスターボックス女性(1/24)MB24020その3

二週間にわたって行われた平昌オリンピックも本日で終了です。流石に面白かった!そしてめちゃくちゃ疲れた!観ていただけなのに…です(笑 終わってくれてやっと解放される安堵感とともに、非常に寂しい気持ちに対する不安も…(汗 五輪ロス、でしょうか?(笑いろいろと期待されていた選手の期待通りの結果や、それ以上の選手も、そして結果には結びつかなかった選手にも本当にお疲れさまと言いたいところです。。
4年間の五輪に向けての選手の並々ならぬ努力や、周囲のスタッフ、家族や地域の支えが有ってこそのこと、結果はどうあれ、今回も多くの感動を頂けました。。
作られた演出の無い、本当の素晴らしい感動のドラマを見せてもらった気がします。。
この後も国内での各選手がしばらくは引っ張りだこ状態でしょうが、終了後にはゆっくりと体を休めて、今後の競技や4年後の北京五輪に向けてまた歩み出していただきたいと思います!! 各選手の方々、本当にお疲れさま、そして感動をありがとう!。
おかげで予想通りにこの二週間は何も手が付かない状態だった訳ですが、その間も家の周りの徐排雪が有ったり、予想以上の雪が降ったり、いろいろと冬ならではの日常生活も有った訳ですが、春の雰囲気にはまだ一月以上は掛かってしまいそうな感じですね〜♬ 暖かな日差しがとっても待ち遠しい今日この頃、です。。
と言う感じで製作は微妙な速度で進んでいます。


Dscf321411

画像1、調整の塗装 その1-1。
徐々に進んでいた前回の塗装に引き続き、更に少しずつ調整しながら塗装の精度を上げて行く作業に入ります。ここからが本番?(笑
まだまだ全体がおおざっぱな状態ですので、本当に徐々に色を重ねながら頭の中のイメージ的な方向付けを加えて行きます。
見た感じでは、何処が?と言われると何とも言い様がない段階、です…(笑


Dscf322211

画像2、調整の塗装 その1-2。
柔らかな女性の肌にはまだまだ程遠いのですが、前回と比べるとその差は少しは伺えると思いますよ。
前回までは人間的な方向に近づけて行く段階、で今度は女性的な方向にに近づけて行く段階と言えるかも、です。
微々たる速度では有りますが…(汗


Dscf322611

画像3、調整の塗装 その2-1。
どうでしょう?画像1と比較しての違いが分かるでしょうか?
色味の微調整が部分部分で施されているのですが。
この段階辺りになってくると、顔周りは実際の化粧に近いイメージでの作業になってきているかと思います。まだ決め手に欠ける段階なので行ったり来たりの繰り返しの作業になってきます(汗


Dscf322911

画像4、調整の塗装 その2-2。
上までのやや違う角度の状態です。
後ろ姿の部分も同時に徐々に進んではいるのです、力の入れ方は前面姿に比べるとかなり弱いのですが…(泣


Dscf323211

画像5、調整の塗装 その2-3。
一度柔らかくなった顔の雰囲気が、細かな描き込み作業でまたシャープな方向に向かっている段階です。化粧のイメージでの重ね塗りですが、なにせ細かな作業、わずかな色味の変化で大きくイメージが変わってしまいます。


Dscf323511

画像6、調整の塗装 その3-1。
何とも変化の程が分かりにくくて申し訳ない状態なのですが、着実に進んでいます(笑
本当に何処が?と言う状態ですが間違いなく前進していますよ!。


Dscf323911

画像7、調整の塗装 その3-2。
上と同様に細部の描き込みによって部分部分がシャープなイメージの状態です。
顔の表情も結構変わっているのがお分かりいただけますでしょうか?
目元の睫毛や眉毛、二重の瞼のライン等、本当に細かな描き込み段階です。


Dscf324011

画像8、調整の塗装 その3-3。
ここまでアップにするとかなりアラが見えてしまいますが、敢えて…(笑
目元の細部がよくわかります。まだまだこの後の調整は必要なのですが、イメージ的にはかなり進んできたかな?と言う。
造形的にアクの強い女性のイメージですので、この後に可愛らしい方向になって行くのかどうか?(汗


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2018年2月18日 (日)

マスターボックス女性(1/24)MB24020その2

いやはや、始まって一週間が経つ平昌オリンピックですが、はっきり言って疲れます。楽しみにしていたとは言え、時差の無い今回のリアルタイムでの視聴は逆の意味で困ってしまいます。しかも同時進行の試合等、録画するまでもないものの、あちこちチャンネル切り替えをしなながらチラチラと見てしまう訳です…(泣 こうなると仕事にもなんにも気が入らない事になる訳です、いろんな意味で辛い状態があと一週間は続きそうです。
それにしても昨日のフィギュアスケートは凄かったです。ただ見ているだけなのですが、本当にすごく疲れました。しかしながら金銀のダブル表彰ですから素敵でした。札幌五輪のジャンプの金銀銅トリプル表彰をも彷彿させてくれました!感情移入してしまうのもあるのでしょうが、涙無くしては見る事は出来ません。まあ、他の競技も本当に凄い試合が続々と続きますからね。罪な日々がまだ続いてしまう訳ですね〜♬ やれやれ…、です。
そんな状況ですが、お天気の方も芳しくはない北海道です。全国的にかなりの降雪量になっていますが、北海道もここに来て結構な量になってきています。エルニーニョのせいか、ラニーニョのせいなのか?寒気がやたら南下したままの状態が今年は続いている状態なんですよね。異常気象な事には違いないんでしょうが、地球規模で間違いなく妙な事になってきているようです。今後もどうなっていくのか?不安な事になってきていますね〜!!
そんな中ですが、マスターボックスの女性は続きます。


Dscf290311

画像1、下塗り その1。
前回で大方の形状が出来ましたので塗装の開始、です。塗装に掛かるまでの時間は楽しくもあり、辛くもありの連続、途中で投げ出してしまう事も多々ありますが、気持ちを維持して継続するのが重要なんです〜♬
下塗りはいつも同様に薄く何層も重ねながら塗りムラや筆ムラの出ない様に進めます。
今回は全体をベージュ系の色で一気に。


Dscf291111

画像2、下塗り その2。
毎回そうですが、下塗りの際にベースの色を全て隠蔽する事に気を向け過ぎるとあまりいい結果には繋がらない事が多いかも、です。肌部分はかなり意識しなくては行けませんが、その他は色味自体を考え過ぎる必要は無いのです。この後の色相の変化の重ね塗りでリカバリーできる事が多いのですから。肌部分も同じではあるのですが、男性と女性とではその辺りがやや変わってくるのも事実なので注意が必要です。


Dscf317411

画像3、色味の変化 その1-1。
下塗りが終わると全体の色味の変化をやや意識しながら徐々に色味を重ねて行きます。
今回は肌の露出部分が全体に多めなので、少しずつ全体的に進めていきます。
本当に徐々に少しずつと言う作業がポイントとなってきますよ。


Dscf317511

画像4、色味の変化 その1-2
お顔近辺はやはり重要な箇所なのでじっくりと取り組みます。少しづつ色味に変化を持たせながら同時に立体感を増していきますよ。
目元にはホワイトも入れておきます。


Dscf319811

画像5、お顔の塗装 その1。
まだまだ荒い状態ですが徐々に色味を重ねて行きます。
部分部分で色相も変化を持たせて徐々に立体的に!
瞳部分もしっかりと描き込んでいきます。目元に色が入ると一気に人らしさが増えていくので楽しい時間でもあると同時に、かなり気も使う時間でもあるんですよね〜♬


Dscf320311

徐々に濃いめに色味に変化を付けていくと、濃いめの色や彩度や色の調子に違和感を感じてくる事もしばしばですが、そんな際は全体を意識しながらその辺りの色の微調整しながら整えていきます。
顔の赤味や黄色っぽい感じ、場所によって血管を意識した青みがかった箇所なんかも意識しながら調整して行きますよ。いろいろな色が乗ってくると自然なリアル感が増えてきます。単色だけでは難しい所と言えるのです。やり過ぎには注意、ですが…(笑


Dscf320711

画像7、全身の色味の調整。
顔と同時に同じ肌部分の全身の肌部分も色味を調整していきます。
画像3と比べるとその辺りの変化の程が良く伺えるかと…。
徐々に、しかも何層も繰り返しながら重ねて色味の変化を持たせていく作業ですが、作業中も進み具合が分かるので割合サクサクと進行していきますよ。


Dscf321111

画像8、顔の塗装 その3。
顔部分はその後シャドー部を強調しながら調整して行きます。
髪の毛の顔周辺の応部分も強めにシェイディングを付けていきます。この辺りのバランスもこのあとどんどん調整していきますが、イメージを掴みやすくする為にも結構強調しておくと分かりやすい部分です。
北欧系の女性のイメージの造形なのでまだかなり個性的な雰囲気ですが、徐々に柔らかなやさしい女性のイメージにして行くつもりではあるのですが…(汗
女性はやはり気を使わなければ行けません、ですね。


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂

2018年2月11日 (日)

マスターボックス女性(1/24)MB24020その1

さて、いよいよ平昌オリンピックが始まりましたね。個人的には待ちに待ってましたと言う感じなのですが、どちらかと言うと冬季五輪は夏期に比べるとやや盛り上がりに欠ける雰囲気が有る気も…。なじみの薄い種目が多いのもその原因かも、なのですが、競技の華やかさがやや弱いのと、見た目の寒々しさがあるのかもしれません。寒い時期のさらに見た目の寒さがなんとなくそうさせるのも分からないでも無い気が…(泣 とは言え競技に参加している本人達は煮えたぎるほどの闘志で熱く燃え滾っているはずです。4年間の努力の集大成、しっかりと応援させていただきたいと思いますです。結果はどうあれ!
今回の五輪で別の意味での話題なのが北との関係性です。直前での韓国の動向にやや疑問もありましたが、やはり同一民族と言う背景もあるのか、見た目の平和的な関係は何となく微笑ましく思ってしまう部分もある様な気も…。ただし前日の軍事パレードの強行なんかを鑑みると、必ずしも良い方向ばかりではない状態なのも世界目線でなくとも分かる気が。当面は注視せざるを得ませんが、今後の動向も誠に気になるばかり、です。不穏な空気なのは決して拭えません。
先週の風邪による体調不良もようやく治りかけていますが、今回は体力的なダメージが半端ではない事になっていました。日頃の体力造りも怠っていては何事に置いても成り立ちそうもありませんです…(泣
模型的には今回は1/24のマスターボックスの女性、です。


Dscf273411

画像1、パッケージ。
ミリタリー物以外のジャンルにも積極的に取り組むマスターボックスですが、近年はスケールも変えて、しかもファンタジーや女性物のフィギュアにも精力的に取り組んでいます。他社ではなかなか手の出せないアイテムは非常に貴重と言えるでしょうね。個人的には目が離せないメーカーではあるのですが…。


Dscf273611

画像2、キットの状態。
箱を開けるとランナー1枚のかなり寂しいキットが!結構驚く内容なのです。こ、これだけ!?的な(笑
頭部のアップはなかなか期待の出来る造形ではあるのですが、良くも悪くもマスターボックスらしい、と言う…(汗


Dscf276011

画像3、パーツの状態。
キットの各パーツを切り出してやや形状を修正してみた状態です。
1/24なのが良いのか?悪いのか?この状態だとさっぱり分からない事に…(笑
表面の形状修正は必須作業です!


Dscf281311

画像4、素組 その1。
おそる恐る組み立ててみた状態(笑
全体の雰囲気は結構いい感じです。各パーツの接着箇所や表面処理に手がかかる部分は仕方の無い所です。インジェクションではなかなかお目にかかれないアイテムと言うだけでも価値があると言う物、です。


Dscf281811

画像5、素組 その2。
頭部と髪の毛の合わせ部分がなかなか思った様にはピタッとなってくれません。フロント側のイメージ優先で行くと後ろにかなりの隙間が…(汗 キットの最も頭の痛い箇所かも!?
後は全体的に良い出来のプロポーションだと思うのですが。


Dscf282411

画像6、素組 その3。
箱絵とのギャップは致し方のない所ですが、あまりの違いには結構心が折れてしまう箇所、かも!?(驚
女性に対するイメージは日本と海外とでは大きな違いがあるのはかなり昔から言える所なのですが、ボックスアートがあの状態だと、期待せずにはいられない部分、なんですけれど。
あくまで大人の女性のイメージが強い造形です、料理のしがいがある所でもあるのですが…(笑


Dscf282711

画像7、パテにて形状修正 その1。
髪の毛部分を中心にエポパテにて形状を修正しておきます。
髪の毛のイメージは個人個人で違う所でもあるので自分的に気に入る様に手をかけておきます。


Dscf283311

画像8、パテにて形状修正 その2。
本当にこうして見るとおおむね良好な造形なのに驚くのです、あくまでもボックスアートと比べなければ、なのですが…(笑
正直思った以上の出来だとは思うのですよね〜!
レジンではなくインジェクションで入手できるありがたみは素晴らしい事です!!


Dscf289611

画像9、パテにて形状修正 その3。
髪の毛以外のパーツの表面のパーツ部もしっかりとならしておいた方が良いですよ。思った以上に凹凸感が随所に見受けられます。このまま見過ごしておくと塗装後にかなり目立ってくる事に!特に肌の露出部分は持ってはヤスリ盛ってはヤスリを繰り返しておきましょう。
顔部分は敢えて手は掛けない様にしておきます。あくまで塗装にてイメージをと言う作戦なのですが…(汗


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂