2016年4月10日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その2

何ともはや、本業の忙しさが昨年末からぶっ続けで続いていますうちに、早くも4月も前半の終了、です…。新年度と言う話もどこ吹く風、日常の生活にも支障の出る位の引き蘢り状態、です。身体になんだか悪そうな気がしてきましたよ〜!色々な春の準備も待ち構えていますし、あまりのんびりはしていられないです、よね!?
さて、今年の北海道AFVの会の日程が7月10日(日)に決定しました!今年も会場の関係でずれてしまった様ですが、HMEが7月30日(土)・31日(日)ですので、全く間が、無いでは有りませんか!?ん〜、やはり色々な意味で今年は厳しい事になりそうですぞよ!まあ、なんとかやれる事はやって行かないと、まだ今からだと時間もありますので、ね〜♬ でも本当に大丈夫なのでしょうか〜!?(怖 忙しいのは良い事なのですが、気持ちが途中で折れてしまわないようにしておかなければ、です。
と言う中でも、ダリル様は続いております。ドラマも、面白いとは言え、いつ迄続くのやら〜? その辺りもとっても気になのですが…(笑


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画像1、お肌のシャドー処理第一段階その1。
前回はハイライト処理を中心に行いましたので、今回はシャドー処理と肌の基本色の調整、です。一部ハイライトも再度、なのですが。
今回はシャドーと言ってもスケールが1/6と大きめの物ですので、極端な事にする必要は感じてません。この辺りがスケールエフェクトと言う事になるのですが、作るサイズに合わせて塗装の表現法も変えてあげると言う事なのです。今回は大きめなので極端に塗り分けせずとも光の具合で適度に再現されると言う訳ですね。
とは言っても、肌の色も場所場所で違ったり、汚れ等も後々表現して行くので、バランスは微妙です。


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画像2、お肌のシャドー処理第一段階その2。
前回付けた赤身表現を殺さないように陰のシャドー部を塗り重ねて行きます。肌の基本色よりやや濃いめの色を少しずつ塗り重ねて行きます。
これだけでも前回よりもかなり雰囲気がアップしていますよ。
髪の毛も同時に徐々に濃いめになるように塗り重ねています。


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画像3、お肌のシャドー処理第二段階その1。
次に第二段階としてのシャドー表現です。シャドー色を徐々に濃いめにしながら塗り重ねて行きます。お肌の場合にはシャドーと言っても黒色は使わない方が無難です。一度汚くなった際のお肌のリカバリーは結構大変なのです。


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画像4、お肌のシャドー処理第二段階その2。
徐々にシャドーを重ねて行き、さらにハイライト部分も気持ち描き加えて行きました。その際にはやや紫系統の色味を加えて、肌のリアル感を演出すると言う意図。暖色中心になりがちな肌の色、トーンの変化は綺麗に付いてもなんだか物足りない物になりがちですので、本当に気持ち程度の青や紫を加える事で、いっそうのリアルな感じが出せるのです。
あくまでも部分部分に本当に僅かに、です。やりすぎると…(怖
髪の毛もさらに濃くして行きますよ。


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画像5、お顔周り。
左が上の画像のアップ状態。目がオリジナルのままの物。
右は瞳や睫毛、眉毛や髭を描き加えた状態の物です。並べてみると結構違ってきているのがお分かりかと。むやみに描き込めば良い物でもないので、薄めに少しずつ描き加えて行きながらバランスを計ります。
髪の毛もさらに黒っぽくなってきてます。
部分部分の青みがかった肌の色合いもお分かりいただけますでしょうか。


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画像6、お肌のシャドー処理第三段階その1。
さらに深みを持たせるように最深部のシャドーも塗り重ねて行きます。ここは本当に微妙なバランスなので広めの塗りは禁物です。肌全体に必要と思われる細かな部分に施します。
ハイライトも同時に描き加えて行ってますよ。額や目元、首周りに効果的に描いて行きます。一つ一つの作業は本当に微妙な変化ですが、並べて行くと徐々に変わっているのです、着実に。前回のオリジナルの物と比べてみると、一目瞭然なのには自分でも驚いてしまうのですよ〜!(笑


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画像7、お肌のシャドー処理第三段階その2。
進むにつれ雰囲気も良くなってきました。まだまだ手は掛けて行くのですが、お肌の大雑把な部分は良い線まで来ています。あくまでもこれは模型の作業的に、と言う事でありまして、ご本人に似ているかどうかは別の視点で見なければなりません。この辺りの調整も含めて、まだこの先はかかりそうな予感、ですね…(笑


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2016年4月 3日 (日)

ウォーキング・デッド ダリル その1

早くも4月に突入です。今年もその1/4が終了してしまった訳ですね〜! 個人的にはまだ気分は年が明けて間もないと言った感じなのですが…(笑
4月というと、学校や仕事的な場では新しい年度の始まりとい事柄が多い時期。しかしながらなぜこの時期、なのでしょうね。普段はそう言うものだと疑問に思う事も無いのですが、気にしてしまうと夜も眠れませんですね〜♪(笑 ともあれ色々な所で新しい動きの始まりな事には違いは有りません。こんな時期に改めて今後の方向を考えておく事は必要なのかもですね〜!皆さんはその辺り、いかがでしょうか〜?
今年の全国各地での展示会やイベント物の日程や詳細がぼちぼち決まりつつ有るようですよ。いろいろと慌ただしい事になりそうですが、それらに向けての作品もしっかりと手をかけなければ、です。やはり忙しい年にはなりそうです…ね、今年も。
さて今回から新たなテーマですよ。お題は「ウォーキング・デッド ダリル」なのですが、どうなる事やら!?なのでした(笑


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画像1、ウォーキング・デッド。
今更言うまでもないウォーキング・デッド、海外ドラマとしては異例のヒット作でしかも内容はゾンビもの!このドラマのおかげも有ってか、今や全世界でのゾンビフィーバーはかつて無い盛り上がりを見せているのでありました。


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画像2、主役の一人ダリル。
今回はその中でもほぼ主役級のダリルをピックアップです。暗い過去を持ちながらも仲間と共に懸命にゾンビやその他の敵と、愛用の武器のボウガンを片手に対峙して行く力強い存在のダリル。清々しいダークな姿には人気No.1なのも頷けるというもの。


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画像3、スタチューのパッケージ。
今回はそのダリルのスタチューをリペイントなのでした!ジェントルジャイアント社から出ている1/6スケールのバストモデルで今では希少なフィギュアです。
物自体の出来は素晴らしいのですが、塗装はやはり残念な事に…(泣 それでも本作品のファンにとっては嬉しいアイテム〜♪持っているだけでも十分嬉しい、と言う。


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画像4、パッケ裏とフィギュア本体。
似てるんですよ、本当に良い出来なのです、が、結構残念な仕上がりに…。大量生産ものなので、この辺はいたし方の無い所なのでしょう、ね。
パッケージ裏には同社のシリーズもいくつか写っています。そのうちの数種は私もしっかり入手しているのです…(笑


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画像5、オリジナルのフィギュア本体 その1。
日本ではまだバストモデルは認知されているとは言いがたい存在ですが、海外ではいろいろと人気があるのです。
造形的には本当に素敵な事に!!


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画像6、オリジナルのフィギュア本体 その2。
細部の作りの巧妙なのには驚きです。特にボウガンは素晴らしいの一言。基本の素材はコールドキャストですが、その他の素材もちらほら使っているようです。
革のベストの質感も結構いい感じなのですが、悲しいかな肌の感じが…(泣 一応陰影の雰囲気や汚れた雰囲気は再現されているのです。


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画像7、オリジナルのフィギュア本体 その3。
革ベストの背面の天使の翼もしっかりと再現されています、これは嬉しいですよね〜!ボウガンもリアルにしっかりとカッチリと作り込まれていますが新品状態なのが寂しいかも。
この辺はモデラーの悲しい性の目線ならでは、なのかも、ですが(笑
肝心のお顔は塗装によって結構違うお方に見えています。人って、難しいですよね。


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画像8、リペイント開始その1。
という事なので早速リペイントの開始です。
今回はあくまでもオリジナルの塗装を生かしながら上塗りだけでのリペイントにチャレンジ、です。ですので、下塗りすらも行わないという、手軽なようで、意外に面倒な作業なのです。と言うのは色の食い付きがよろしくない部分も出てくるのですよね。下地を修正してサフを掛けてキットの様に塗り直すのも魅力では有るのですが。


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画像9、リペイント開始その2。
まずはお肌の部分にハイライトを薄く塗り重ねて行きます。下塗りをしていないので、色の乗りがやや悪い所も出てきますのでその辺もじっくりと塗り重ねて行きます。
あくまでも下地の色を生かしながらハイライト部分をやや強調する感じでどんどんと進めます。髪の毛部分は今後の色味の調整の為にベタ塗りの下塗り状態で塗ってしまいます。あとの作業での色の変化に対応させる為、なのですよ。


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画像10、赤みをプラスその1。
ハイライト部分をおおよそ塗り終わると、次にシャドー塗装の一歩手前の作業として赤みをプラスして行きます。まずはオレンジ系の色を部分部分に塗り重ねて行きますよ。
ハイライト部分の塗装でかなり白かったお肌がしっとり落ち着いた雰囲気になってきます。


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画像11、赤みをプラスその2。
まだまだ始めの段階なのですが、オリジナル状態とは結構雰囲気が変わってきたのがお分かりかと。こうして見ると、お顔というよりも、オリジナルの塗装の眉毛と髪、そして髭の存在が大きく印象を変えていた事に気付きます。こういったパーツの存在だけでも印象が違って見えるのですから、似せる事の意味というのが造形のみならず、塗装によっても大きく左右されると言う事、なのですよね〜。
という感じで次回以降もぼちぼち作業は進んで行くのでありました。


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2016年3月27日 (日)

ミリキュー バーニー その5(最終回)

ここ3日ほどは気温がグッと冷え込んで、毎朝雪が積もっています。雪かきをするほどではないのですが、もういらない、雪、なのでした。本日辺りからまたグンと気温が上がるらしいのですが…。
何となく春らしいのと共に、昨日は北海道新幹線が開業したとの話で新聞・テレビ等では盛り上がりを見せています。長い目で色々と期待は出来るお話なのですが、札幌間は2030年開業予定の事。先の長い話です。せめて生きている間には、などと真剣に感じてしまいます。色々な場所で、色々な事がどんどん変わってきているのですね〜♬変わらないのは自分だけと言う取り溢れた気もしてしまうのですが…(笑
取り残された感と言えば携帯電話にも言えます。今だにiPhone4Sなのですが既に5年目、そろそろ新しい物をなんて考えと、まだ使える?などと言う考えも…。トホ。
さて、今回でバーニーさんも終了です。今回は本業の繁忙時期と重なって、やや時間がかかってしまいましたが、なんとかこぎ着けましたよ!


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画像1、未着色箇所の塗装その1−1。
スカーフ部分やグローブ、ホルスターの細部やコスチュームのトーンの変化等、手の入れる箇所は沢山残っています。その辺りを徐々に各部に塗装を施して行きますよ。
あくまでも全体のバランスを考慮しながら少しずつ、調子を見ながら、です。


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画像2、未着色箇所の塗装その1−2。
スカーフ部分はビビッドな色合いのブルーにて。光の雰囲気も考えながら色分けして行きます。コスチューム辺りのシャドー部やハイライト部も徐々に調子を付けて行きます。
ホルスター周りの細部も描き込んで存在感を上げて行きます。
ソックスやレギンス辺りにもさらに手が入ります。


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画像3、未着色箇所の塗装その2−1。
本当に徐々にの進行なのでその変化は分かりにくいかもですね〜♬
ベレー帽にトーンの変化が入りました。本当に僅かな雰囲気です。記章部もしっかりと描き込みます。これだけでグッと変わるから小物の重要性が分かりますね。
グローブや指先の色味にも重ね塗りにて調子を整えて行きます。
髪の毛全体に明るめの黄色を全体に薄くフィルタを掛ける感じで塗装。全体の色味をやや明るめの黄色に転がします。彩度と明度が変わると、イメージも変わる、ということ。


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画像4、未着色箇所の塗装その2−2。
ブーツの質感にもトーンの変化を付けて行きます。皮の縫い合わせ部分や靴ひも部分もしっかりと塗り分けして行きます。
ホルスター部分もさらに細かくスカートの質感もさらに手を加えます。


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画像5、未着色箇所の塗装その2−3。
ゴーグルのレンズ部分にはクリアを数回重ね塗り。ゴーグル自体にはメタリック塗装はせずにそれらしく塗り重ねて行きます。あくまでもそれらしく。


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画像6、完成その1。
最後の仕上げにスカート裾のホワイトラインを描き込んで完成です。あと全体の微調整は引き続きなのですが。実はその微調整自体がかなり重要だったりします。
大まかな各部の色味を全体的な視点から最終調整しながら違和感の出ない様にバランス良く仕上げて行く訳ですね。


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画像7、完成その2。
各部の細かな描き込みの他にも、色味の調子がおかしければ全体的に色味を転がしながら変えて行くのも必要です。画像3での髪の毛の様な感じで他の部分もフィルターを掛ける要領で色味に変化を付ける事が出来ますし、付き過ぎたコントラストを落ち着かせる事なんかも出来る訳ですので、薄い重ね塗りはいろいろと有効なのです。


ンス良く仕上げて行く訳ですね。


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画像8、完成その3。
色の乗っている部分全ての箇所をじっくりと観察しながら調整しながら仕上げて行きます。
最終で入れたスカート裾のホワイトラインはもう少し丁寧にした方が良いのですが…(笑
ブーツの仕上げにも、黒を薄く重ねてしっとりとなる仕上げに。
ボタン等は今回敢えてメタリック色は使わないでそれらしくなる様に描いてみました。


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画像9、完成その4。
ゴーグルもボタン同様にメタリック色は使わないでそれらしく。手元のグローブや指先もさらに色を乗せて立体感が出る様に。爪部分もあくまで雰囲気が出るレベルですが簡単に再現してあります。
コスチューム全体の皺の雰囲気もあまり極端にならない様に注意しながら仕上げますよ。
あと、最終段階で口元に歯を再現してみました。しゅんや氏のイラストにも描かれていますがキットではモールドが割愛されていましたものですから…。


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画像10、背景付き画像その1。
背景に怪しい赤い色味のもやっとした背景を使うとこんな雰囲気です。フィギュアの撮影としては割合ありがちなのですが、色味の雰囲気だけでもそのイメージは変わってきます。
ちょっとホラー的なイメージでしょうか〜?(笑 フィギュアの可愛らしさが違った意味で引き立ってきますよ。


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画像11、背景付き画像その2。
こちらはブルーの幻想的な街並をバックの一枚。色合いやその雰囲気はファンタジーっぽい感じと言えるでしょうか。
フィギュア自体の存在感もひときわ映えるイメージ!?


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画像12、背景付き画像その3。
こちらは飲食店の有る街並的なバックの一枚。
フィギュアの色味と合わせて緑や黄色の色がうまく馴染んでくれて自然なポートレート的な雰囲気に。
さりげない瞬間の少女の一枚、的な…(笑


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画像13、今回の決めの一枚。
英国の古城をバックにたたずむ少女、的な感じ!?今回のバーニーさんは英兵をイメージしたコスチュームをまとっていますので、こんな景色は馴染むのですよね。
やはりポーズ的にもしゅんや氏のイラストのアングルは最も決まる感じがしますね〜♪とは言え、オリジナルの原画を意識して作業はしたものの、やはり途中から自己流な表現になって行ってしまい、しゅんや氏のイメージとはやや趣の違うものに仕上がってしまったか?と…(泣 まだまだ精進が必要なんですね!反省、です…(笑
久々に長めの時間を掛けてしまったのも合わせての反省なのですが、このミリキューの次回新作も進行中との事ですので、今から楽しみなのでした。
さて、次回は何に取りかかりましょうかね!?


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2016年3月20日 (日)

ミリキュー バーニー その4

最近は毎回天候のお話から始まってばかりなのですが、今時期は仕事が多忙な中でのほぼ引き蘢り状態の中、たまに外に出ますとすっかり周りの雪も姿を潜めてました。気持ち残ってはいる物の、春の雪解けは本当に早いのです、その潔さにはこの歳になっても感心してしまいます!(笑 自然のの偉大さの前には自分がちっぽけに見えちゃいますね。
そんなこんなでここ近年は模型屋さんに行くこと自体がめちゃくちゃ少なくなってきた、というか近くには既に模型屋さんが無い状態…(泣 全国的にも個人商店としてのの模型屋さんはどんどん減っているらしいです。ネット環境の充実と、大手量販店の参入等で個人経営も大変難しい状況なのでしょう。最近では書籍を扱う町の本屋さんや文房具屋さんも同様の状態。便利さや目先の価格のみを追いかけていると、本当に今後日常の生活に影響しそうな気がしてならないのですが…。いろいろな所が昔とは様変わりしてきた事に寂しさを感じずにはいられませんです。身体も頭も対応が追いつきませんし…ね(泣
そんな話をしていても毎週のブログもアップしなければ、で、バーニー嬢の続きです。


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画像1、髪の毛その1。
前回も髪の毛はやや色味に変化は付けているのですが、あくまでお顔中心でしたので、今回は髪の毛回り、から。
まずはオリジナルのイラストとにらめっこしながらイメージを頭に焼き付けます。
手始めにシャドー部に濃いめの黄色やオレンジ系で、髪のシャドー部分に徐々に色を重ねて色味を加えて行きます。それと、金髪系の場合、黄土色を使うのが常套手段です。そこに黒を微妙に加えつつ、髪の毛のラインも描きながらメリハリを付けて行きますよ。


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画像2、髪の毛その2。
前段階のシャドー処理にてやや濁った感が付いた部分に、明るめの彩度の出る黄色味を重ね塗りしながら全体の鮮やかな感じをやや上げながら綺麗な色味に転がします。
実際のところ、この辺りは作る物のイメージ次第で、お好みで構わないと思います。
私は今回しゅんや氏のイラストのイメージを大事にしていと思っているので、あまりくどめには仕上げたくないと…。


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画像3、髪の毛その3。
全体的に綺麗目な感じになった辺りで、ハイライト部分をホワイトにて立ち上げて行きます。この際にも薄めに少しずつ重ね塗りしながらホワイトの変化を各部で付けて行くという行程、です。アップ画像だと粗もしっかりと見えていますが(笑
画像はまだ手描き感が残っていますので、この後微調整しながら自然な感じに仕上げますよ、後で。


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画像4、コスチュームの色味の変化その1。
次にコスチューム部分にも手を付けて行きます。
まずはシャツと右腿のホルスター、そして足下のレギンス部分のカーキ色部分。 この辺は簡単にシャドーとハイライトを徐々に加えて行きます。
スカートとソックス部分のグリーン系も同様に、少しずつ。


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画像5、コスチュームの色味の変化その2。
さらに同様に作業を続けて行く訳です。
各部の凹凸に合わせて必要に応じてシャドーとハイライトを重ねて行きます。
単調だったスカート前面辺りは、モールドの無い部分にも皺の凹凸感を描きますよ。


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画像6、コスチュームの色味の変化その3。
腿のホルスター部分も少しずつ細部のディティールを描き込んで行きます。
ソックスのグリーン部分はモールドに合わせてシャドーとハイライトを重ねて行き立体感を強調。モールド一本ずつ出来るだけ丁寧に描き込みます。
レギンス部分も徐々に立体感が増す様に描いて行きます。
それぞれ細かな作業ですが、これらの地味な作業の積み重ねが後々の全体のイメージアップになって行くので、手は抜けませんです。


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画像7、コスチュームの色味の変化その4。
今回の作業での全体の雰囲気はこのような所まで来ました。
全身の各部の色味が微妙では有りますが、立体感を強調してきて全体的に引き締まってきたのが分かるかと。明らかに部分部分の情報量が増え、仕上がりに近づいてきていますよ!
後は細かな手付かずの箇所と全体の色相の微調整等ですので、いよいよ次回には完成予定、なのでした〜〜♪


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2016年3月13日 (日)

ミリキュー バーニー その3

朝晩はまだまだ肌寒い日々が続いているのですが、日中は割合と暖かな為、積もった雪もみるみる溶けて、どんどん周りの雪景色も減ってきました。春に向かってまっしぐらなのが実感できる季節になってきましたです。本当の春、もうまもなく、ですね〜!
さて、今年の北海道モデラーズエキシビジョンの日程が7月30日(土)・31日(日)に決定しました。今年も昨年同様のファクトリーホールとアトリウムの2会場での開催。時期が早まった事でなかなか厳しい事も多々増えてしまいそうですが、今年も道外の素敵な参加者の方々もますます増えそうな予感も…! いろいろと頑張らなければです。参加予定の方々も心して今から準備を進めておいた方が良いですよ〜!もちろん私自身も、なのですが…(笑 あっという間に、その時、は、来てしまいますよ〜!!
今の時期、私の本業もかなりの繁忙時期に突入しております。模型製作もなかなか手に付かない事になっているのですが、あちらこちらのイベントに向けて、今からしっかりと予定を立てながら進めませんと、大変な事になりそう、です…(泣
で、今回のバーニーさん、お顔の塗装を中心に。


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画像1、お肌部分のシャドウの続きと簡単なハイライト処理。
前回の続きで、まずはシャドー処理をさらに一歩進めながら、簡単なハイライト部分の処理も同時に進めて行きます。シャドー部分は前回よりもさらに最深部分に濃いめの色を追加。気になるトーンの違和感が出た部分には肌の基本色を重ねて馴染ませておきます。
今回は基本色部分を最大限に生かす事をかなり意識しながらシャドー処理を施している為、ハイライト部分の処理も割合簡単に済ませるつもりなのでした。ですので本当に必要な箇所にわずかながらにハイライトを乗せていきます。


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画像2、お顔その1。
さて、一通り全体のお肌部分が一段落しましたので、いよいよお顔部分の塗装に突入です。
お顔部分と言っても基本は目の塗装につきるのですが…(笑
まずは眼球部分にホワイトを入れ、周囲と瞳部分にオレンジ系にてラインを描き込みます。
いきなり描き込んで行っても良いのですが、今回はやや左向きの目の加減を確認する意味で。言ってみれば下書きに相当する作業、でしょうかね。やっておいて損は無いです。
画像右はさらに瞳部分にブルーを入れてみたところ、です。


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画像3、お顔その2。
次に瞳部分の虹彩部の描き込みと瞳周辺のライン取り、上瞼のアイラインの描き込みを進めます。瞳部分は出来るだけオリジナルのイラストを参考にしながら描きますよ。
右画像は同様の作業と目元周りのお肌の色を微調整しました。画像ですと左と全く変化が伺えないのですが…(笑


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画像4、お顔その3。
またまた同様の作業で調整して行きます。
左画像は特に瞳部分の色の変化を。また眼球上部の上部部分にはブルーグレイの色も入れます。目元周辺のライン取りも徐々に追加して行きます。
右画像で結構印象が変わります。アイアラインの強調、二重まぶたや睫毛、眉毛も描き加えるとご覧の感じになってしまいますです。
左までで気になった瞳のサイズも周辺部を強調させて一回り大きくしてあります。


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画像5、お顔その4。
ここまでくると何処をどうと言い様も無い状態なのですが、各部を微妙に調整して行きながら進めて行く訳です。微妙な調整です。
色を重ねて全体的にややくどい印象も出てきましたよ。


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画像6、お顔その5。
上で言った色味のくどさを解消する為の各部の色味の調整を加えながらさらに色味を重ねて行きます。本当に僅かながらに、です。
同時に髪の毛部分の色も塗り分けしながら進めます。
ゴーグル部分のレンズ奥に見える髪の毛の色も意図的に、これは原型師のカニオさん直伝の秘技(?)単調な仕上がりになりがちなゴーグル部分の存在感が一段と増すという物なのですよ〜!


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画像7、お顔の塗装9割方。
徐々に変わった感じがお分かりいただけましたでしょうか?
という感じでお顔部分は9割方まで来ましたが、残りは他の部分と同時に進めながら調整して仕上げる予定なのでした。
つづく(笑


ガンプラ、カーモデル、スケールモデルの模型工具専門店-スジボリ堂