2014年12月 7日 (日)

SW トルーパーの人 その1

寒いです、でも既に12月ですから、とっくにどかっと雪が積もっていてもおかしくない札幌。同じ北海道でも既にわんさか降り積もったところもある様ですので、なんとも申し上げにくいのですが、遅かれ早かれ間違いなく降るんです、よね〜♪全国各地でもかなりの雪の被害が出ている様です。札幌の今朝はちょい積もり、です。
雪が降ると雪かき、これが毎朝の日課になる訳ですが、これのおかげでシーズン初めは脚や腰が痛むのです。仕事にも支障が出るわ、もう模型どころではなくなってしまう訳です。誰だい?冬こそじっくりと模型に取り組めるなんて言ったのは!!(笑
黙っていても師走です。何かと忙しい日々が続きますね〜。
と言う事で今回は新規ネタとなります。

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画像1、トルーパーの人 原型。
前にもちらりとお見せしたクローントルーパー、もとはジャンゴ・フェットの中の人で、テムエラ・モリソンと言うニュージーランドの役者さん。あ、もちろんスターウォーズのお話ですが。以前も1/6で造っていましたが、今回は1/10スケール。このスケールなのにはちゃ〜んと訳が有ったのです。
画像1はグレースカルピーを焼いた状態の物です。

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画像2、グレ−レジンで置換えたもの。
前回までのハニーさんの頭を型取りする際に一緒に型取りしておきました。
首が短いのはフィギュアにセットするために加工したからですよ。

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画像3、髪の毛を生やした状態。
いくつかレジンで複製して、ヘッドスキンの頭部に髪の毛を生やした物です。
これだけでも結構印象が変わると言う物です。

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画像4、坊主頭の髪の毛の状態。
アニメのクローンウォーズなんかではクローントルーパーにかなりのバリエーションが発生しているのが映し出されています。クローンなんで同じ人物なんですが、様々な髪型やおひげなんかが…。バリエーション替えってのには心が踊らされちゃいますです。

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画像5、各種頭部。
複製しているところもある意味クローンを造っている事(?)なんでしょうが(笑 色々なパターンが造れるのでちょっと嬉しいかも!
来年12月に公開予定とされているエピソード7、エピソード6の30年後を描くと言うお話らしいので、まだまだ遊べそう?
映画の関連グッズが今後わんさか出るでしょうから、お財布も厳しくなりそうですね。

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画像6、コトブキヤのトルーパー達。
ここ数年で各メーカーからSWものの小さめサイズのフィギュアがたくさん出ていますが、こちらはコトブキヤのスター・ウォーズ ARTFX+シリーズの物。これが約1/10スケール。
実は上のヘッドたちはこのフィギュアのために造ったのでありました。
左はエピソード3のクローントルーパー、右がエピソード4〜6のストームトルーパー。

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画像7、ヘッドを装着した状態。
この2種類のフィギュア、実はサイズや構造が同じと思っていたところ、あけてビックリ、かなり違う事に後になって気付くのでした。なのでクローントルーパーにはやや大きい頭に…。同じメーカーで同スケールだからといって初めに確認しないと悲しい結果に…(泣

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画像8、ストームトルーパー全周その1。
オリジナル3部作に登場したストームとルーパーの段階では中の人がクローンと言う事ではなく、身長も体型も顔も全くいろんな状態が混在しています。ルークとハン・ソロがこのコスチュームで敵地に乗り込むシーンもあった程。
どうやら長きに渡る戦いの中でクローン自体の数が減り、民間人(?)がどんどん加わったと言う事なんでしょうかね?
エピソード7にも登場するであろうトルーパーではまだクローンが存在しているのか?先日公になったエピソード7の予告編では冒頭から黒人のトルーパーらしき者も!?コスチュームやヘルメットの形状にも若干の変化が有る様ですが…。詳細の程は来年公開までお預けなんですね〜♪

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画像9、ストームトルーパー全周その2。
とは言え、トルーパー姿は中が誰であれ、素敵です!めちゃくちゃやられ役ですが、そこがまた良い!!なんて思うのは私だけでしょうかね??
公開の度に新事実が浮かび上がるのは映画の世界では仕方のない所ですが、この後発売予定のバンダイ版1/12キットのトルーパーからも目が離せませんです。
今から1/12用の頭もこさえておかないと、ですね〜。

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2014年11月30日 (日)

タイトー版キューティーハニー その8(最終回)

穏やか〜な気温が続く札幌です。今時点ではこの時期の例年と比べても暖かい感じ〜♪このまましばらく続いてくれると良いのですが、この数日後には寒気がどっと入り込む本格的な冬の到来のような予報も…。まだタイヤ交換もしていませんが…。
11月も最後です。12月に入るとドタバタと時間が過ぎ去って行きますので、今からしっかり計画的に準備しておかないと大変な事に…。
進行中のハニーさんも今回が最終回。なんとか完成に漕ぎ着けましたが、残る12月には何が出来るのでしょうね〜♪

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画像1、完成その1。
その後、コスチューム回りの調整を中心に作業が進みましたので、取り敢えずの完成なのです、めでたい!
実のところは本当に細かな部分にこの後も手が入るつもりなのですが。

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画像2、完成その2。
コスチュームの上部と下部、グローブやブーツ、そして首元と腕のリボン部分に色相の変化を付けて行きました。

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画像3、完成その3。
下半身部分の黒のコスチュームのハイライト部分には前回ブルーにて処理してありますので、シャドー部に黒を丁寧に塗りこんで行きました。
パッと見た目では薄らと青っぽさが感じられる程度なのですが、単調なグレーでの仕上げとは格段にイメージが変わりますです。

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画像4、完成その4。
お肌や髪部分もその後繰り返し手が入っています。
首のリボン周辺はややくどくなってしまっていますね〜(泣 後でこっそり修正!?

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画像5、完成その5。
眼球にはいつも同様にクリアの重ね塗りにてしっとりと濡れた瞳に仕上がっています。
髪の毛のトップの塗装も仕上がりに大きく影響するところですね。

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画像6、完成その6。
腕のリボン部はパーツの室内紛失が結局解決せずに造り直していますが、あまりしつこくない程度に色味の変化も付けてあります。
コスチュームの裂けたエッジ部分の表現は造形のディティールに加え、塗装でのシャドーとハイライト処理によってより際立つ存在感にしてみました。

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画像7、オリジナルフィギュアと一緒にその1。
元のフィギュアがもう一体有りますので並べてパチリ!
顔と各部の細かな改造で、見た目の印象はガラリと変わった筈、なのですが…。

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画像8、オリジナルフィギュアと一緒にその2。
やはりなんと言ってもお顔の違いはとても大きいところです!
スクラッチしたのにな〜んにも変わってないとすると一体今まで何をやっていたのか!?と言う事に…。考えるだけでも恐ろしい〜♪

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画像9、オリジナルフィギュアと一緒にその3。
お顔以外もちょっとした修正と塗装によって全く別の印象になったと思います。
わざわざ型取りしてリキャストした物はいずれこのオリジナルの方でも活躍してくれる事でしょう〜!いつの日かは分かりませんが…(笑

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画像10、背景付き画像その1。
濃いめのピンクを幾何学模様にての背景です。
やはりハニーさんにはピンクが似合います。
しかも変身途中のお姿ですので動きを感じさせる物は結構似合ってしまうのでした。

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画像11、背景付き画像その2。
こちらは青が基調の光を連想させる背景。
やや下からのアングルになるとこのハニーさんのお顔が、悲しいかな、ちょっぴり老け顔に見えてきます(泣

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画像12、背景付き画像その3。
今回の決めの一枚。
せっかくのお顔はよく見えませんが、躍動感溢れるこの横の姿はなんとも言えないアングルです。露出の多い背中やボリューム感溢れるヒップラインに魅力を感じるのは罪なのでしょうか?(笑
今回はやたら時間をかけてしまったハニーさんですが、それだけの物には仕上がってくれた気はするんです。
顔だけと言わずに全身造れよ!?ってことなのですが、そうなるとますます仕上がる時間が…。じっくりと造ってみたいんですけれどね〜♪やりたい事は他にも山ほど有りますし!
と言う事でハニーさん、完成なのでありました!
次回はどうしましょうね〜。

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2014年11月23日 (日)

タイトー版キューティーハニー その7

降り積もった先週の雪もすっかりと融けてしまった様子ですが、寒さは日に日に増し、間違いなく冬に向かっています。
気付くと11月もあと僅か、ついこの間年が明けたと思っていましたが、時の流れは早いデス…。これも何時もながらの事ですが。
政界も何やら慌ただしい様子。12月の選挙は出来る事なら避けていただきたいもの。個人的にはさほど影響はないのですが、師走ムードが選挙色で染まるのも頂けませんよね。
以前は楽しみだったシーズンモチュベーション絡みの催事も、年々おっくうに思うお歳頃なのか、なんとか穏やかに新年を迎えたい物なんですが…。
と言う事ですが、ハニーさんも着々と進行しております。

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画像1、髪のシャドー処理。
お顔回りが前回で良いところメドがつきましたが、髪の毛も手を抜けない要素です。しっかりとシャドー処理を施して行きます。
今回はオレンジが主体の髪の毛ですが、シャドー部は汚い感じにならない様にしたい所です。ので、濃いめの赤を中心にシャドー部に塗装して行きます。
この後ハイライト部や基本色部は随時手を加えて行くことになります。

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画像2、コスチュームの塗り分けその1。
今まではお肌部分が中心の作業でしたので、ややないがしろ状態でしたコスチューム辺りもしっかりと塗り分けして行きます。
お肌部分との境目を重点的に色味に曖昧さが出ない様に描いて行きます。

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画像3、コスチュームの塗り分けその2。
上半身部分の赤と下半身部分の黒のコスチュームのお肌との境目部分はシャドー色を意識して塗り分けておきます。この作業によって全体がしっかりとしたメリハリの有る物になって行くのです。
ブローブとブーツの色分けも同様にしっかりとさせ、シャドー色を加えておきます。

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画像4、肌とコスチュームの境界を馴染ませるその1。
お肌の露出の多い女性物の場合はいつもそうですが、明確になった色分けによって、不自然さが目立ってくる事も多いです。そんな場合にはお肌部分のシャドーとは別の意味で一・二段階暗めの色を境目に置く事で全体の一体感が出てきます。
要領的には墨入れの感覚にてシャドー色に近い色にて境目に流し込みながらもムラがでない自然なぼかし感を持たせる感じです。薄めに何度かに分けて作業しながら、色ムラが出た場合には水を含ませた固めの平筆等にてなで上げるようにするとと自然な感じに仕上がります。

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画像5、肌とコスチュームの境界を馴染ませるその2。
同時作業にてコスチュームとお肌の境目のコスチューム側のエッジ部分にシャドー色をさらに加えて行くと立体感が増してくる訳ですね。

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画像6、コスチュームのシャドーとハイライト処理その1。
上半身と下半身のコスチューム、及びグローブとブーツ部分の色にシャドー部とハイライト部を徐々に加えて行きます。
ここまで来ての作業ですので、一気に変化を付けて取り返しが効かなくなるのを避ける為にも、その変化が分からないレベルにて何度も繰り返し作業を進めるのが良いかも、です。

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画像7、コスチュームのシャドーとハイライト処理その2。
下半身の黒部のハイライトとしてややブルーがかって見える様に青を重ねて変化を付けて行きます。何となく全体が見えてきた感じのところまで来ましたね〜♪
髪の毛のシャドーやハイライト処理も同時に進めます。画像右上は真上から見た頭部、です。単色時とは全く違って見えている筈。
左腕のリボン部、作業途中にてパーツが見あたらなくなってしまうと言う情けない状態に…。部屋の何処かには間違いなく有る筈なのですが、探している時間も惜しいので急遽パテにて造る事に。外したパーツの管理は大切なのです!
大筋が良い線まで来ました。
来週は完成の予定なのですが…。

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2014年11月16日 (日)

タイトー版キューティーハニー その6

降りました、雪。しかも大量にドカッと!まあこの時期ですから、今更驚く話しではないのですが…。あまりに一気に来てしまったので多少面食らうと言うか。金土両日は朝から雪かきなので疲れてますです。これもそのうちに慣れるのですが…。
それよりも生活の冬支度の方がなかなか追いつかないのが厄介です。しかも年々その動きが遅くなって来ていたりして…。歳なんでしょうかね?そう言った事への焦りの気持ちもなかなか湧いてきませんし。。
年老いた猫のような状態もなんだか分かる気もいたしますです〜♪
そんな中でのハニーさん、進んではいるものの、なかなか一気には進んで行かないのも歳のせい?にしておきましょうかね〜♪(笑

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画像1、シャドー部の均衡塗装作業その1。
前回は基本塗装の後にお肌のシャドー部の塗装まで終っています。
今回はお肌のややコントラストが強くなったシャドー部と基本色部の色のバランスを滑らかにするための作業です。
と言うと難しく聞こえますが、シャドー色と基本色の中間の色を全体に塗って行くだけの事。塗ると言っても、下の色を極力活かしての薄塗り重ね塗り作業です。いつも使う手法ですが、表面に一枚のフィルターをかけると言った感じでしょうか。

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画像2、シャドー部の均衡塗装作業その2。
この作業を繰り返す事で色むらや筆むら等が弱まってくれますので最終段階の完成度に大きく影響すると言う事なのです。。
お顔も同様に。完璧でなくてもまだ良いのですが。

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画像3、お肌のハイライト処理その1。
お次ぎの作業でお肌にハイライト色を入れて行きます。
と言っても1/6の今回のようなフィギュアの場合にはあまり大げさにならない程度のハイライトでも十分に効果があるので適材適所にわずかな感じで。

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画像4、お肌のハイライト処理その2。
画像ではライティングの関係もあってなかなか微妙なハイライトは分かりにくいですよね。
お顔の部分を先の画像と比べるとわずかながらその変化が分かる筈…、なのですが。

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画像5、ハイライト部の均衡塗装作業その1。
シャドー部の際と同様に基本色とハイライト部のバランスをとって行きます。作業的にはシャドー色の際とまったく同様に何度も重ね塗り、です。

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画像6、ハイライト部の均衡塗装作業その2。
上記の作業を繰り返して、シャドー部と基本色、そしてハイライト部の色の流れが自然な感じで変化して行く様になりました。
特に女性のお肌の際にはこの色味の変化が著しいとなかなか残念な事になってしまうので気を使うところですね〜♪
この作業は後のチェックの祭まで、気が付いた時に随時手を掛けて行くのですが。

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画像7、お顔の塗装その1。
お顔の塗装に入ります。
左は眼球部分にホワイトを入れた状態。
右は虹彩部分をライトブルーにて簡単に描き込んだ状態です。
オリジナルのフィギュアの瞳は赤でしたが、個人的に赤い目、と言うのはどうも…、なので今回はブルーの瞳にする事に。
簡単な状態では有りますが、瞳が入るとそれだけで現実味を帯びてきた気がします。

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画像8、お顔の塗装その2。
左画像は虹彩部分のグラデ感をホワイトで描き込んで、さらに虹彩周辺を濃いめのブルーで縁取り、瞳孔部も描き込んで行きます。
同時に目元の色味を調整。上瞼周辺の調整と、ダークブラウンにて薄めに睫毛も描き込んで行きます。唇もほんのり赤味を。
眉毛の扱いも悩みどころですが、この段階では薄らと形が分かるレベルで、キリリと。
右画像では睫毛もブラックにて細めに描き込み、眉も赤にてしっかりと描き込んで行きます。ほお紅をかすかに入れ、口紅も深紅にて描き込んでみました。唇は左画像レベルの色の方が自然なのかも?
やはりここまで来ると単なる物体だったものに生命が吹き込まれた感じがしませんか?ややケバめな事にはなっていますが…。
で、次回に続きます。

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2014年11月 9日 (日)

タイトー版キューティーハニー その5

なんだか暖かいのです、こんな時期なのに。先日は雪が舞っていましたが積もるほどでもなく、だからといって油断は出来ないのが自然の驚異。車関係の冬の備えもそろそろしっかりとしておかないと、ですね〜(泣 タイヤ交換も年々しんどく感じるのも悲しいです。
HMEが終ってから、早くも2ヶ月以上経っていますが、本業の忙しさもあって、なかなか完成品が揃っていません。今のところ完成品はひとつも無い事になってません??あは。
しかしながら現在のハニーも含めて、ヘッドの製作は順調(?)に進んでいますので、近いうちにドバ〜!っとお披露目できる事でしょう、きっと…。
HMEやその他の模型イベントで受ける刺激は私にとっても毎年大変貴重なのでありますです〜!やる気がどんどん湧いてきます。後はこの気持ちをどう長く維持できるのか、なんですけれど…。

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画像1、下塗り第一段階その1。
前回でようやくベースの作業が終了。
今回からはようやく塗装開始となりますですよ!!
とは言え、今回のアイテムのようないじり方の場合、本来ならばサフェーサーでしっかりと色相も統一した方が良いのですが、私の場合キット以外ではあまりサフ掛けは行いませんので…。なもので、パテや素材違いの箇所の下塗り時に手が多くかかってしまう訳ですな。
と言う事でまずはお肌の下塗りの第一段階で明るめのアイボリー系の色でぬりぬりです。

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画像2、下塗り第一段階その2。
色ごとの発色を意識しながら出来るだけ同一色になる様に塗っておきます。
イメージ的な意味合いも含めて、髪もオレンジでしっかりと。
お肌の塗装の際には髪の毛のパーツは外します、結構悲しいお姿、ですね。

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画像3、下塗り第二段階その1。
大まかにお肌回りの下塗りが終りますと、次はお肌の第二段階とその他のコスチューム系の下塗りです。

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画像4、下塗り第二段階その2。
肌部分はやや赤味を加えたピンク調の肌色にてしっかりと塗り込みます。二回に分けてお肌の下塗り処理をした事で修正時の色味の差もほぼ分からない事に。
コスチュームの赤や黒も軽めに下塗り処理をしておきます。この後のお肌の色味の塗装もあるので厳密な色分けは必要ないのですが。あくまで次のステップへの準備なのです。

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画像5、お肌部のシャドー処理第一段階その1
上記の作業にてパーツのほぼ全ての箇所に下塗りが施されました。
で次なる作業、お肌のシャドー処理です。ここが上手く表現できると完成時の見栄えが大きく変わるので、しっかりと心の準備も必要となりますよ〜♪

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画像6、お肌部のシャドー処理第一段階その2。
まずは肌の基本色に茶系と赤系を加えた色にて全体のシャドウに当たる箇所にどんどこ重ね塗りして行きます。回りにはみ出す事よりも、同じ肌の色内での色むらや塗りムラが出来るだけ出ない様に幾重にも重ね塗りして行くのがポイント。
お顔も同様に処理して行きます。ちょっぴり変わってきた?

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画像7、お肌部のシャドー処理第二段階その1。
シャドー部の第一段階が塗り終わると、次にさらに濃いめのレッドブラウン系の色をとろとろに薄めた色にて最シャドー部に重ね塗りして行きます。先のシャドー色を上手く活かしながら重ねて行くとかなりのメリハリが付いてくるのです。
この際にも出来るだけ色むらにならない様に注意しておくと後でのリカバリーの手間も省けると言うものです。

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画像8、お肌部のシャドー処理第二段階その2。
今回の様に1/6のビッグスケールになると、塗料の薄め具合が結構重要になってきます。
お顔も同様に、やや強めのコントラストが付くぐらいにしておいても良いかも、です。
この辺も含めて次回以降の作業にてさらに調整して行きますので、この段階であまりにも完璧な状態にこだわると、なかなか先に進めません、です。
今回はまだそんなに色は多くは使っていないのですが、この状態で結構イメージが変化しています。
これを体感すると、止められないのですよ、フィギュアは!(笑

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