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2014年6月

2014年6月29日 (日)

ガルパン 西住殿 山下しゅんやバージョン その3

先週の日曜日の北海道AFVの会も無事終了いたしました。関係者および参加の皆さん、お疲れ様でした。今年は作品の数はそこそこでしたが、参加人数が80名超えで会場は人がやたらと多い気がしましたです。例年、その動向は計り知れないものが有るのですが、AFV関係に興味を持たれる方も少しづつ増えているという事?望まれるのは若手の方が増える事なんですよね〜♪後10年もしたら、じい様ばかりになりそうな…。
そんな中、私もやや反則傾向ながら今回の山下しゅんやバージョン西住殿で参加いたしましたです。終始撮影に追われて参加者の方とお話しする機会はほぼゼロでしたが、ちょっと浮き気味だったかな、西住殿?まあ、予想の範疇では有りましたが…(笑
こんな物も見ていただいて少しでも模型の幅が広がるといいのですが。
で、一応の完成はしているものの、こちらでは制作途中のご紹介が続きます。

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画像1、コスチュームを着せて行く。
前回までで素材もレジンに置換えてありますので、今回はその上にスカルピーにて服を着せて行く訳です。
レジンの表面は粗目のヤスリにて表面を荒らしておきます。スカルピーの食いつきを良くする為にです。思った以上に良い感じで食いついてくれます。
ボディーをそこそこのラインで作っていますので、極々薄めに乗せて行きます。皺なんかの雰囲気もおおよそ付けながら。
スカートに関しては、山下氏のイラストのスカートはかなり難解と解釈、今回は割と普通目に表現するつもり。できれば原画に近くはしたい所なのですが…。

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画像2、細かなディティール。
徐々にあちらこちらに手を入れて行きます。
上着のポケット回りやスカートも細かなディティールを表現して行きます。
スカート部は形状的に厄介なため足の付け根から桃当たりに土台となるスカルピーを盛りつけ、スカートの細かな形状の作業を施した後、その土台部を切断排除いたします。当然ながら内側も適度な形で再現しますよ。

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画像3、焼き&表面処理。
上記段階まで来たので一度体部のスカルピーを焼き固めます。
そしてパテにて表面の粗を処理して行きます。パテは盛ってはヤスリの繰り返し作業になります。単純作業ですが、この後の塗装作業に大きく影響しますので丹念に。
その後足下のソックスやブーツ部分も新たに加えていきます。
その後全体を再度焼き固めて造形的にはほぼ終了となる訳ですね〜♪

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画像4、顔の塗装。
その後もボディーは表面処理の繰り返しが続きます。
その間に頭部を一度3分割に切断。複雑な髪の毛を取り除いておかないと顔の細部に塗装が施せない造りなのです…。
顔のみの状態にしたらいつも同様に顔を塗装して行きます。
上画像が顔の塗装が終って髪の毛も装着した状態。テープでの仮止めなんですが…。

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画像5、全体の塗装開始。
髪の毛の裏側等も予め塗装しておいてから再度の接着。
いよいよボディーの塗装の始まりです。まずはお肌部分と襟、スカートのホワイト部分です。

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画像6、塗装開始の別アングル。
後ろ姿だとバレバレですが、髪の毛の細かな部分は途中の作業段階で折れたり折ったり…。最終手前の段階では再度接着しますが。後はボタン部なんかも随時追加工作が続いていますが影響の無い部分は塗装しながらイメージを掴んで行きます。
正直今回は時間の関係で塗装には1日程しか取れませんので、かなり大雑把な仕上げにはなってしまうのですが…。手抜き塗装なので、顔、怖いです、結構。
と言う感じで次回は完成の姿での登場なのでした!

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2014年6月21日 (土)

ガルパン 西住殿 山下しゅんやバージョン その2

雨模様が続く北海道、だから、極端なのは駄目だって!気温も肌寒く、ストーブを着けたくなる事も…。やはり異常気象なんでしょうか?例年ですと穏やか〜な日々が続く素晴らしい季節なのですが…。
仕事的にもバッタバタ状態でしたが、なんとか通常レベルに。
そうこう言っていると明日6月22日は私の誕生日!いや、ビートルの日!!どちらも合ってはいるんですが、北海道AFVの会の日なんですね〜、なんて事でしょ〜♪
現在進行中の山下しゅんやバージョンの西住殿もなんとか間に合わせたいと日々頑張ってはいるものの、アチャ〜な事に…。回りにもなんとか間に合わせたい旨の話をしてしまっていますしね…。
果たして間に合いますでしょうかね〜。明日の関係で一日早くアップです

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画像1、手。
いやはや、どこから手を付けてどう進行しているのかは本人にも分からない程複雑な進捗状況。あっちに手を付け、こっちも同時に、そうそう、あそこも…てな感じです。
で、取り敢えずは手の作成。こちらもスカルピーにて作りました。板状にしたスカルピーを手の形にカットしながら形を整えてあります。指には心材を使っていませんので、引っ掛けると、ポキってな事に。
手の造形はフィギュアの中で私が最も苦手な場所なのでした。

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画像2、ボディーあれこれ。
ボディー部は毎日なにかしら盛ったり削ったりの繰り返し作業で進んでおります。なかなか思った様には形になってくれませんが、少しずつ変わって行く様はなにかしら楽しいものも…。ホットプレートでの強制乾燥がなければもっと遅いですよね〜♪
前回のヘッド部と手を装着(仮組)してみました。

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画像3、ヘッドの複製&髪の毛の新造。
嫌ですね、ふと思ってしまったのがヘッドの複製なのですが。
思い付いたが最後でして、さっそくシリコンで型取り、キャストに置換えてみました。
複製後には髪の毛も改めて作り替えてみました。できるだけイラストのイメージっぽくなる様に。こんな事でやたらと時間が掛かってしまいますです、トホ。
下の2枚は以前同時に作った別のお顔を同様に。使いませんがね…。

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画像4、ボディーもリキャスト。
その後もボディーには手が入っていますが、おおよその段階まで来たので、こちらも型取りしてキャストに置換えます。ポリパテでも良かったのですが、後々を考えて…。
それにしても型取りは手間暇がかかります。素材や材料、なんだかんだと面倒な事が多いです。しかも数年ぶりの作業で最近仕入れたシリコンやキャスト、使い勝手が昔の物とはずいぶんと変わっていて、ずいぶんと手間取っちゃいました。

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画像5、複製色々。
キャストに置換えて接合し、ポリパテにて各部を修正して行きます。
画像右下が石粉粘土による元の原型。シリコンでの型取りの為に表面はサフを掛けてあります。既にあちこちがポキパキと破損…。
左下がグレーのキャストのバラ状態で、中央が組み立て中の物。
こうして見るとおおよそ良い雰囲気なんですが、ここに至るまでの時間は…(泣
是非今後、あちこちで活躍していただきたいものですよね〜!

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画像6、ボディー素体組み上げ作業。
顔と体がキャストに置き換わったのでいろんな意味でこの後の作業が捗ります(予定)。
ポリパテにて気になる接合箇所や肉付けを施し、必要な箇所はガシガシ削って行きます。こんな作業はモーターツールが大活躍。腕なんかもみるみる細くなって行きます。

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画像7、ボディー素体組み上げ作業2。
作業中も色々な部分が気になってきますので思い切って盛ったり削ったり!
パンティー部分も簡単にモールドを加えていきます。こちらは控えめに、ですが…(笑

と言う感じでボディーの元となるところまでなんとか漕ぎついています。後はコスチュームを着せて行く作業なのですが、どうなりますやら〜♪
ちなみに実際の作業の今現在では塗装に取りかかっていますですよ。間に合う?

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2014年6月15日 (日)

ガルパン 西住殿 山下しゅんやバージョン その1

本州では梅雨入りらしいですが、この北海道でもその影響なのでしょうか?一週間雨模様の日が続き肌寒〜いことに。しばらくまとまった雨も降っていなかったので色々な意味でありがたいのですが、やはり極端なのは悪影響ですよね。何事も普通がいいんです、普通が…。その普通と言うのが案外難しいんですが…。
先日、中心部駐車場にてワイパーにメモが挟んでありました。同じビートル乗りのお若い方からのもので、さっそく連絡を取りましたら次の日の夜には我が家に遊びにきてくれました。な〜んと20歳と言う若さ。なのに趣味は車で、乗られているビートルのTYPE1も2年前に購入との事で、綺麗に乗っておられました。車に対する熱〜い思いがひしひしと伝わり、若者もまんざら捨てたものではないと改めて感動したのでありますです〜!
今回からは来週の北海道AFVの会向けに進行中の物を。

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画像1、山下しゅんや氏バージョンのガルパンのイラスト。
女の子ものからはしばらく離れる予定だったのですが、そうも行かなくなってまいりました。この山下しゅんや氏のイラストを見てしまったから…。
アニメ版とは全く違う、かなりリアル指向で描かれたこのイラスト、見た瞬間からメロメロなのでありました〜!
何を隠そう、私、山下しゅんや氏の大ファン。彼のイラストを元にしたフィギュアはかなりの数をゲットしております。
昨年来のガルパンつながりも相まって、今回は思い切ってのスクラッチなので有りました。
数週間前からぼっちらぼっちら進んでいるのでありますが、来週までに仕上がるのでしょうかね??

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画像2、下半身の芯状態。
今回は石粉粘土を使ってボディーラインを作る予定でして、画像はその芯に当たるものの下半身。ここ近年ファンドやラドールは使ってませんでしたので自宅に在庫がなかった為、100均の石粉粘土や木粉粘土を使ってみました。
粘土の中には当然の様に針金にアルミ箔を巻き付けたものが更なる芯になっています。

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画像3、お顔。
ボディーと同時進行でお顔の造形も、こちらはスカルピーにて進めます。
上2枚が今回用を意識した気持ちアニメ顔の物。下はもうちょいリアルな感じであまり資料を意識しないで作ったものです。
結局上の物で進める事になりますが…。

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画像4、焼き固めたお顔。
その後更に細かな箇所を作りこんで焼き固めます。
以前話したかどうか記憶にないのですが、私はスカルピーやその他のオーブン粘土を焼く際には、オーブンではなく、専用として深い鍋型のホットプレートを使っています。温度調整が容易で蓋も有る為しっかりと設定温度で固まります。オーブントースターですと部分的に焦げてしまったり時間の調整に不安が残る為、なのです。
くれぐれも食用との兼用は避けた方が健康的にはよろしいかと。

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画像5、ボディーに肉付け。
再度ボディーに戻りまして、先の物に肉付けして行きます。
ここは原画の下半身のむっちり感を大切にしたいところです。
石粉粘土を盛っては削りながらラインを出して行きます。
盛って行く中で段階的に粘土を水で溶いた柔らかい状態にして行きながら盛り、乾燥、切削の繰り返し。乾燥の際にはスカルピーでも使うホットプレートが役に立つのです。粘土は大きな固まり程完全乾燥には時間がかかリますものですからね…。強制的に時間短縮。

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画像6、ボディー各部の改修作業と腕。
ボディー回りは上記の繰り返しにて、気になる箇所はその都度どんどん改修して行きます。
腕も付きました。胸は?
でも、何となく人っぽくなってきましたね〜♪

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画像7、先のお顔に髪の毛を。
ヘッドの顔だけだとボディーとのバランスが確認しにくいので、髪の毛を盛って見ました。
何となく髪の毛が付くだけでがぜん雰囲気が出てくるから不思議です。人のイメージの中での髪の毛の存在の意味はやはり大きい訳ですね〜♪

と言う感じで進んでいる訳ですが、なんと言っても後一週間、間違っても完成するとは思えませんが、できるところまで頑張ってみるつもりです。
仕事もかなりヤバげなんですよ〜、実のところは!トホホ。

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2014年6月 8日 (日)

1/16フィギュア エルンスト・ウーデット その7(最終回)

記録的な暑さに見舞われた先週ですが、北海道はおととい辺りから又肌寒い事になってきました。なんとも極端な温度差には体も参ってしまいますです〜(泣
世間ではなんとも理不尽な事件も多発していますし、国内外の社会情勢も全くもって不安定な状態と言わざるを得ないお話が多いこと!我々一般庶民にとってはただじっと身構えて耐え忍ぶしか、成す術はないのかもしれませんが…。それでも年齢とともになのか?そんなこんなの事柄に対しても、怒りの感情は以前に比べると高ぶらない事になっている自分にも改めて驚く次第。猫じゃらしに戯れる時期はとっくに過ぎてしまったようなのでありますね〜♪なんのこっちゃ??
などと言っている間に今回のテーマのお品が完成です!いや、久々に長かったですよ〜!

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画像1、記章等の小物類の下塗り。
今回は帽子や襟・肩の各種記章類や受勲の各種メダル等の小物類を塗装なのですが、どれも初めから塗り分けるのではなく、仕上げの色を想定しての下塗り作業。発色の良い色の下地にはホワイト系を塗っておくのは前回のパイピングの赤の状態と同様なのでした。
塗装を考えた際の下塗りの処理や色味は結構重要なのでありますです。

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画像2、記章等の小物類の仕上げと全体の調整にて、ようやく完成。
前段階の下塗りの各部にそれぞれ細かな色にてしっかりと描いて行きます。
手元の表現では爪なんかも描きます。もちろんタバコの表現もお忘れなく〜♪
帽子のツバ部分には幾度もクリアを塗り重ねて質感を高めます。

ベルト回りに関しても使い込まれた感が出る様に細部を描き、必要に応じてクリア表現を施します。
靴なんかも使い込まれた感が出る雰囲気に塗装を追加しておきます。

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画像3、完成の全周その1。
作業途中で他の角度がなかなか出てこないのは、やはり前面の角度が最も情報量が濃いと言う事になりますでしょうか。

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画像4、完成の全周その2。
後ろ姿で判明するのが後頭部の髪の毛の描き込み。スクラッチの際には敢えて極端なモールドを避けておいたので、その辺りは描き込む事によって表現してあります。
こうして全身の全体を見ると、キットのオリジナル状態とは結構違いが見て取れますです。

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画像5、完成のウエストアップ。
おなじみのアングルですが気持ちアップめで。
最終仕上げでの細かなパーツ類に色が入ると全体がググッと引き締まると言うものです。

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画像6、更に各部のアップ画像。
首元から下がるプール・ル・メリット勲章は鮮やかなブルーが効果抜群!
肩章に関してはこれと言う決め手の資料が見つからず一応こんな雰囲気に。
帽子のつばの光沢が他の部分とその質感の違いが明確になっています。
ベルトや靴はちょっと表現がオーバー過ぎでしょうかね。

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画像7、背景付き画像その1。
ご本人の使用された愛機をバックに、の一枚。
バックのボケ具合がちょっとなんなのですが…。

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画像8、背景付き画像その2。
ちょっとアップめのお姿のバックにはお空を。
エースパイロットらしい貫禄が十分出ているかと…。

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画像9、今回の決めの一枚。
ジーメンス・シュッケルト D.IIIの彼のカラーリングの愛機をバックに、の状態ですが、今回のキットの箱絵に似た雰囲気の一枚に仕上げてあります。スクラッチまでした割りには似ているのかどうなのか?と言った事になっておりますが…。

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画像10、画像加工にてのオマケの一枚 。
今から既に100年も以前のお方。古さの雰囲気を出す為にちょっぴり加工して雰囲気を加えてみました一枚となっています。モノクロ写真に気持ち後から着色した風の写真と言った感じに仕上げてみました。
今回は久しぶりに兵隊さんの、しかもインジェクション物フィギュアという事で、つい気合いが入ってしまいましたが。気楽に改造できるのもプラモの良いところ。制作していて心の底から楽しめる、そんなアイテムになってくれましたです。
完成のお姿は6月22日の北海道AFVの会にてのお披露目となる予定。もちろん今年のHMEにも展示予定ですよ〜!

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2014年6月 1日 (日)

1/16フィギュア エルンスト・ウーデット その6

暑いんです!ここ数日は北海道全般的に真夏のような事に…。5月のこの時期には記録的な事らしいんですが、ここ数年はそんな記録的な事柄が結構多いのでもはや滅多な事では驚きませんが、それにしても暑い!
昨日も運動会観戦に出かけましたが、それはもうたまらん状態に。今も肌の露出箇所は真っ赤に日焼けです…。天気が良いのはいろんな意味でありがたいのですが、極端なのはイケません、極端なのは!!これからの季節は何かとお外に出かける事も増える時期ですが、色々と備えておかなければ身が持たないと言うものですね、トホ。
制作的にはと言いますと、あれこれは手を付けていますです。あれこれちょこっとづつな物ですから、どれも中途半端な速度での進行となっているのが暑さ以上に歯がゆいところ。
今回のフィギュアはそう言った意味で正当派的な戦争物なので、気を引き締めて行かなきゃね〜、と言う事なのですが…♪

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画像1、コスチュームのハイライト処理。
前回は当初の下塗りの上にグリーンを乗せ全体的な色調を緑系に転がしておきました。更に簡単ながらシャドー処理までは終っていましたので、今回はハイライト処理からです。
今回のハイライトは下地の色にあまりこだわらないでライトグレーにてハイライト部分を重ね塗りして行きます。いつも同様に一気にではなく、あくまでも薄めに何度も何度にも渡って、ですね〜♪ハイライト色も徐々に明るくトーンの変化がつく様に、です。
同時に足下のゲートルなんかも色味を変えておきますです。

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画像2、コスチュームのシャドー処理。
ハイライト部がおおかた立ち上がった状態で、更に気になるシャドー部分を重ね塗りして全体の凹凸感を際立たせて行きます。基本色をその上から重ねながら全体的なグラデーションに違和感のない様に調整もしておきます。
各部のパイピングの赤ラインになる箇所はライトグレーにて下地色としておきます。後での赤の発色が断然違ってきますので。
ゲートルもシャドーやハイライトを加えていきながら、細部を表現。
ベルト部なんかも同時進行で縁の感じや傷等も描き込んでおきましょうね〜!
靴の革の雰囲気も徐々に加えていきますです。
どこ一つと終了している訳ではなく常に全体を見ながら必要な部分にはどんどん手を加えて行くのが仕上がりの際の差となって表れる訳ですね〜!

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画像3、コスチュムを更にグリーン調に。
ここで、コスチュームの色味が気になってきました。前回も薄めにグリーン調には転がしてあるのですが、シャドーやハイライトで使った色味にも引っ張られているのと、そもそもの色味がまだブルー色が強かったのかも?
前回同様にダークグリーン系の色をウォッシング的な塗り方で全体にフィルター処理を施す様に緑系に転がして行きます。同様の作業で、結構色味は変化して行きますので、必ずしも下地の基本色がイメージと合っていなくても結構自分の好みに調整できるんですよね。レタッチ等の再現時には全くの同色は出せませんが…。
先にライトグレーを入れておいたパイピング部には赤で正確に描き込んで行きます。
他にもあちらこちらに手が入ります。

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画像4、再度シャドーやハイライトを…。
色調の調整が終った段階で再度シャドー部やハイライト部を重ねて調整して行きます。できるだけ自然な雰囲気になる様に、しつこいくらいに重ね塗り!
同時にお顔の更なる調整も施します。様々な色味にて滑らかに見える感じで、です。
パイピング部のシャドー部もしっかりとダークグレーにて処理。細かなところなので細心の注意が必要ですが…。
ベルトの表現にも各色が加えられて行きます。
帽子の素材の違いによる見え方の違いも、塗り重ねやクリアの使用にて表現して行きます。
なかなかその進み具合が分かりにくいのですが、着々と仕上がりに向かっていますですよ〜♪次回完成に至かどうかは?ですが…(笑

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